【家庭菜園2024年夏】ミニトマト(シュガープラム、オレンジパルチェ)、キュウリ、ピーマンを栽培
プランターで家庭菜園(ミニトマトが中心)を始めて、3年目になりました。1年目の成功から始まり、2年目の失敗を経験し、3年目の今年2024年。家庭菜園の成功を目指し、2年目の失敗を踏まえ今年もミニトマトの栽培を取り組んでいます。
【家庭菜園2024年夏】苗の植え付け、準備など
今年も5月のゴールデンウィークに合わせて、ホームセンターで苗や野菜を育てるための土などを買ってきました。
土を新たに買ってきた理由としては、昨年の失敗(連作障害のために萎凋病になってしまった)のためで、もちろん昨年使ったプランターや支柱は、よく洗って、アルコール消毒スプレーをし(効果はあるのかな?)、日光によく当てて日光消毒をしました。
ミニトマトの苗を探しに近くのホームセンターを何件かはしごしたのですが、昨年あまりの美味しさにハマった「シュガープラム」の苗はどこにもありませんした。
ホームセンターでは、うどんこ病に強いと書いてあったキュウリの苗と、子供でも食べやすいと書いてあったピーマンの苗を買いました。
あと、昨年から気になっていたミニトマトの「オレンジパルチェ」。
オレンジパルチェは、近くのホームセンターで見かけたことがなかったので、事前にインターネットでオレンジパルチェの種を購入し、3月中旬頃にポットに種まき用の土を入れ、発芽適温が20~30℃と書いてあったので、日中は太陽の当たる場所においておき、気温が下がる夜間は室内に入れて発芽を期待していたのですが、ゴールデンウィークになっても一向に発芽せず。。。
諦めきれないので、ホームセンターに置いてなかった「シュガープラム」と一緒に「オレンジパルチェ」の苗もインターネットで購入しました。
家庭菜園2024年夏のプランター
プランター1 シュガープラム1株、オレンジパルチェ1株
プランター2 シュガープラム2株、オレンジパルチェ1株
プランター3 キュウリ1株、ピーマン1株
プランター4 オレンジパルチェ5株(種が発芽したもの)
※それぞれ病気予防(連作障害予防)のために、ニラ、大葉の2種類のコンパニオンプランツを植え付けました。昨年に引き続き、マリーゴールドも植える予定です。
実は、種から育てていたオレンジパルチェですが、発芽しなかったのでプランター1にポットの種まき用の土と一緒に入れていたのですが、5月中旬あたりから発芽したため、急遽プランターを1つ購入し、そこに無理やり5株移植しました。
コンパニオンプランツの振り返り
コンパニオンプランツとは、一緒に植える、もしくは近くで育てることにより、互いの成長を助け合ったり害虫を遠ざけたりするなど、特定の植物同士が持つ相乗効果を利用する栽培方法です。 この方法で育てると、無駄な農薬を使わずにすんだり病害虫のリスクも減るので収穫量や品質にもメリットがあります。
コンパニオンプランツのメリットは、主に4つあります。
臭いにより害虫を寄せ付けない(シソ・ニラなど)
根にいる共生微生物の作用で病気を防ぐ(ネギ類・アスパラガスなど)
ハチを引き寄せ受粉を助ける(レモンバーム・ミントなど)
根や栄養の水分吸収の違いによりお互いの生育を促す(バジル・パセリなど)
トマトと相性のいいコンパニオンプランツ一覧
コンパニオンプランツ | 分類 | 生長の促進 | 病害虫の予防 | 株元の保湿 |
バジル | シソ科 | ◯ | ◯(アブラムシ、コナジラミ、ハエなど) | ◯ |
ミント | シソ科 | ◯ | ◯(センチュウ、ハエなど) | ◯ |
レモンバーム | シソ科 | ◯ | ◯(カメムシなど) | |
マリーゴールド | キク科 | ◯(センチュウなど) |
コンパニオンプランツ | 分類 | 生長の促進 | 病害虫の予防 | 株元の保湿 |
ネギ類(ニラ・ネギ・ニンニクなど) | ヒガンバナ科 | ◯(萎凋病など) | ||
ラッカセイ | マメ科 | ◯ | ◯ | |
インゲン | マメ科 | ◯ | ◯ | |
エダマメ | マメ科 | ◯ | ||
レタス | キク科 | ◯ | ◯ | |
シソ | シソ科 | ◯ | ◯ |
今年はこの中から、ニラ、シソ(大葉)、マリーゴールドをミニトマト防衛隊として選択しました。
トマトのコンパニオンプランツ ニラ
ニラはトマトの成長を助けると同時に、特定の害虫や萎凋病などの病気を防ぐ効果があります。ニラの強い香りがアブラムシなどを遠ざけてくれるので、害虫のリスクも減りますよ。
ちなみに通常トマトのようなナス科の野菜は連作障害が起きやすいですが、ニラと一緒に植えると土壌病害が抑制されて連作障害が起きにくくなります。
トマトのコンパニオンプランツ マリーゴールド
マリーゴールドはトマトだけでなく、野菜全般のコンパニオンプランツにおすすめです。マリーゴールドから発せられる特有の香りは、コナジラミやアブラムシなどの害虫を自然に遠ざける効果を持っています。
また、ネコブセンチュウの抑制に有効で、トマトがかかりやすい根の病気から守ることができます。家庭菜園の彩りにも一役買ってくれます。
トマトのコンパニオンプランツ シソ(大葉)
シソの香りにはペリルアルデヒドという成分が含まれ、強い殺菌作用や防虫効果があります。
シソの強い香りは害虫予防にも効果があるので、病害虫が発生しやすい植物と一緒に植えることで病気や害虫の心配も軽減されます。害虫は自分が好きな植物の香りのもとに寄ってきますが、シソの香りがあるお陰でその植物の香りを感知できなくなるようです。
気になる(オススメな)甘いミニトマトの一覧
品種 | 味わい | 糖度 |
オレンジパルチェ | 甘い、風味が良い | 15度 |
ピッコラルージュ | 甘い、濃厚 | 9〜13度 |
キャンディドロップ | 甘い、なめらか | 12〜13度 |
スィートミニイエロー | フルーティ | 13度 |
シュガープラム | バランスが良い | 10〜12度 |
オレンジパルチェ
オレンジパルチェはオレンジ色をしており、平均的糖度が15度以上もあるミニトマトです。甘いフルーツの代表であるメロンや桃の糖度が13~14度なので、その甘さが想像できますね。皮が薄めで果肉も柔らかいため食べやすく、βカロテンが豊富に含まれているため子どものおやつにもおすすめです。病気に強く、トマトに多いトマトモザイクウィルスや萎凋病に耐性があり、異常茎の発生も少ないため育てやすいことが特徴となっています。
ピッコラルージュ
ピッコラルージュは一見普通の赤いミニトマトに見えますが、粘質のある果肉で濃厚なコクが凝縮されているミニトマトです。糖度は13~10度前後で強い甘みと同時に適度な酸味があり、サクッとした歯ごたえもあるため生食がおすすめですが、もちろん加熱してもおいしいので軽くソテーして料理の付け合わせやスープの具材にも向いています。病気に強く育てやすい品種ではあるものの、熟期が遅く十分に熟さないと強い酸味を感じるので、十分熟してから収穫することがポイントです。
キャンディドロップ
キャンディドロップは細長いプラム型をしたミニトマトで、ツヤが美しく比較的大粒なことが特徴です。糖度は12~13度で、食べやすい薄めの皮がパリッとした食感なのでおやつ感覚で楽しめます。普通に育てるだけでも甘く育つ品種で、病気にも強く栽培も簡単なので家庭菜園におすすめです。
スィートミニイエロー
小粒のレモンイエローが鮮やかなミニトマトで、酸味が少なくフルーティーな味わいが特徴です。糖度は10~13度で、家庭菜園で栽培しても裂果が非常に少なく、収穫期間を通して粒の揃った果実を収穫できます。黄系トマトに代表されるカロテンを多く含んでおり、甘みも強いためジャムなどにおすすめの品種です。
シュガープラム
先端が少しとがった感じの赤系ミニトマトで、糖度は10~12度です。皮が非常に薄く、丸ごと食べても皮が口の中にほとんど残らないことが特徴です。赤系なのでリコピンが豊富ですが、シュガープラムには通常のミニトマトの2倍ものリコピンが含まれています。抗酸化作用が期待できるため、子どもよりも大人が率先して食べたいミニトマトです。
トマトに含まれるリコピンの効果
紫外線を浴びると、皮膚のやけどによる肌の赤みや、色素が沈着することでできるシミなど肌トラブルが起こりやすくなるため、肌の弱い方は特に対策が必要です。トマトのリコピンの持つ強い抗酸化力は活性酸素を消去する力を持ち、紫外線による肌の赤みや、色素沈着などの皮膚ダメージを予防・軽減する効果が期待できることが分かっています。
【家庭菜園2024年夏】苗の育成、茎の誘引、水やり、追肥など
プランター1 シュガープラム1株、オレンジパルチェ1株
オレンジパルチェの苗が猛威を振るっております。
やたら茎が太く、茎が色々伸びてきて、葉が大量に茂っています。また葉も内側に少し巻いていたり、葉の茎が下に垂れ下がっています。
色々インターネットで調べた結果、窒素過多が原因なんじゃないかと判明(確信)しました。
窒素過多とは、肥料の主な成分である窒素・リン酸・カリのうち、窒素が多すぎるという状態です。
ホームセンターで土を買うときにあまり気にしていませんでしたが、窒素が多めの土だったんですかね?
色々対策は考えていますが、花も咲き、ミニトマトの実も色づいてはいませんが、たくさんなってきているので、少し様子見です。
2024年6月20日時点
6月20日時点のオレンジパルチェです。茎が大人の男性の人差し指か親指くらいの太さになっています。また、葉が内側に丸まり、葉の茎が下に垂れ下がっています。
2024年6月20日時点
シュガープラムは、茎が太くならずに、花が咲き、実も色づいてはいませんが、たくさんなっているので、今のところ順調に育っているような気がします。
プランター2 シュガープラム2株、オレンジパルチェ1株
コチラもプランター1と同じ状態です。オレンジパルチェの苗が猛威を振るっております。
シュガープラムについても、プランター1と状態は同じような感じです。
プランター3 キュウリ1株、ピーマン1株
キュウリはとても順調に生育しています。キュウリはツルが長く伸びるので、あんどん仕立てで栽培しています。ツルが伸びてくるので、3本の支柱とリングを利用してぐるぐると円を描くようにツルを誘引していきます。「うどんこ病に負けないきゅうり! 一番星」という苗みたいですね。
病気に敏感になっていたので、「うどんこ病に負けない」というところが購入ポイントでした。
2024年6月20日時点
6月17日時点で、キュウリは4本収穫しました。キュウリは花が咲いて小さなキュウリが現れてから成長が早くて、見ていて楽しいですね。ちゃんと毎日チェックしないと大きすぎるキュウリになってしまうので、注意が必要そうです。
2024年6月20日時点
6月17日時点一緒に植えたピーマンは、1つのピーマンが大きくなりつつあります。収穫はまだ先のようですね。「肉厚 旨甘ピーマン」という苗ですね。「甘みがあって 肉厚、ジューシー!!」というキャッチコピーに惹かれました。
プランター4 オレンジパルチェ5株(種が発芽したもの)
コチラのオレンジパルチェは、種から順調に生育していますが、5株を植えているせいで、少し大きく成長してきて、密集度が気になりだしそうです。
プランター1、プランター2のように、いまのところ窒素過多で猛威を振るっていませんが、注意が必要そうです。5株植えているので、土に含まれている元肥の栄養が分散されているのかもしれません。
2024年6月20日時点
だいぶ成長してきて、もさもさになってますね。本当は、2本くらにに残して、他は間引くものですが、何となくそにまま5株のままにしてます。成長したらどうなる事でしょう・・・
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