【家庭菜園2022年、2023年夏】初めての家庭菜園ミニトマト、ナスを栽培
プランターで家庭菜園(ミニトマトが中心)を始めて、3年目になりました。1年目の成功から始まり、2年目の失敗を経験し、成功と失敗の内容をまとめてみました。
今年2024年の家庭菜園の成功を目指し、2年目の失敗を踏まえ今年もミニトマトの栽培を取り組んでいます。
【家庭菜園2022年夏】振り返り
2022年夏に向けて、5月のゴールデンウィークに合わせて、ホームセンターでプランターや野菜を育てるための土などを買ってきました。
目的は、妻の大好きなミニトマトを育てるため!(妻は植物の栽培には興味がなく食べる専門)
私自身は、火の通ったトマトは大好きなのですが、生のトマトが苦手です。でも植物を育てるのが大好きなので、プランターで家庭菜園を始めることにしました。(私は生トマトが苦手なので育てる専門)
ミニトマトの品種もたくさんあるんですね~。
色々見た中で、農協にあった「アイコ」、ホームセンターにあった「純あま」というミニトマトを1株ずつ購入しました。
純あまに関しては、ホームセンターで見つけた「サントリー本気野菜 純あま」というラベルに惹かれました。
家庭菜園2022年夏のプランター
プランター1 アイコ ー 1株、純あま ー 1株
ミニトマト、アイコの特徴は?
ミニトマト、純あまの特徴は?
“プリッと食感”が良い! 一般的なミニトマトとは全く違う新食感!
大地の恵みで味が濃い! うま味成分「グルタミン酸」が豊富でトマトらしい風味とともに“味の濃さ”を与えています。
【家庭菜園2022年夏】栽培結果
始めてのミニトマト栽培で、ネットで栽培方法などを調べながら、脇芽を摘んだり水やりをしたり、支柱を立ててミニトマトの茎と支柱を8の字に紐等で結び「誘引」をしたり、追肥をしたり。
結果は、たくさん茎が伸びて誘引するのが大変なくらい育ち、ミニトマトもたくさん収穫することができました。確か10月初旬くらいまで収穫ができていたと思います。
肝心な「アイコ」と「純あま」の味の違いですが、私は生トマトが苦手なこともあり、よくわかりませんでしたが正直な感想です。
食べる専門のトマト好きな妻の意見は、あまり違いはわからなかったが、「アイコ」は少し皮が硬かったといっていたような気がします。
始めてのミニトマト栽培は、成長を見守ったり、支柱に誘引したり、花が咲いて実ができて、真っ赤なミニトマトができる過程を楽しむことができました。
来年は何を植えようかなぁ~と考えを巡らしていた記憶があります。
【家庭菜園2023年夏】振り返り
2022年のミニトマトの豊作に気を良くして、2023年は去年のプランター1個と、知人から土が入った使っていないプランターを2個もらい、プランター3個体制で臨みました。
上記の2点が、その後悲劇を生むことになりました。
でも2023年もゴールデンウィークにホームセンターを巡りながら、植える苗の品種をウキウキしながら選びました。
家庭菜園2023年夏のプランター
プランター1 シュガープラム1株、フラガール1株
プランター2 シュガープラム1株、フラガール1株
プランター3 ナス2株
※それぞれ病気予防(連作障害予防)のために、マリーゴールド、小ねぎ、大葉の3種類のコンパニオンプランツを植え付けました。
ミニトマト、シュガープラムの特徴は?
ミニトマト、フラガールの特徴は?
通常栽培で甘さの極限にチャレンジ、株にヘタ残して果実のみ収穫がお奨めな新コンセプトミニトマト。食味を極限まで追求した新品種。フルーツより甘くプリッとした食感でジューシー。
コンパニオンプランツとは
コンパニオンプランツとは、一緒に植える、もしくは近くで育てることにより、互いの成長を助け合ったり害虫を遠ざけたりするなど、特定の植物同士が持つ相乗効果を利用する栽培方法です。 この方法で育てると、無駄な農薬を使わずにすんだり病害虫のリスクも減るので収穫量や品質にもメリットがあります。
コンパニオンプランツのメリットは、主に4つあります。
根にいる共生微生物の作用で病気を防ぐ(ネギ類・アスパラガスなど)
ハチを引き寄せ受粉を助ける(レモンバーム・ミントなど)
根や栄養の水分吸収の違いによりお互いの生育を促す(バジル・パセリなど)
【家庭菜園2023年夏】栽培結果
前年と同様、天塩にかけ、それぞれの成長を見守り楽しみながら栽培していました。
びっくりしたのが、始めて育てたシュガープラム!!
生トマトが苦手な私でも美味しい!!と感じました!
なぜ美味しいと感じたのかというと、私は生トマトの青臭さみたいなものが苦手で、火が通っていれば青臭さもなくなり大好きなのですが、シュガープラムは生でも青臭さみたいなものがなく、フルーツのように甘く皮も薄くすごく食べやすかったです。
しか~し
8月に入り、これから本格的な夏野菜の時期だな~なんて思っていたら、ミニトマトの下の方の葉が元気がなくなっていて、枯れたりしていたのが気になってました。
はじめは、水が足りないのかな?とか、追肥が足りないのかな?と思っていたのですが、少しずつ症状が悪化していき、下の方の葉から枯れ初めて行きました。
色々インターネットで調べて、観察した結果、カビによる土壌病害で、葉が黄色くなって枯れてしまう萎凋病(いちょうびょう)ではないかと確信していきました。
連作障害のことは調べて知ってはいたので、コンパニオンプランツを植えたりしていたのですが、まさかという感じでした。
すぐにインターネットで調べて、ミニトマトの萎凋病にも効くとされる「GFベンレート水和剤」という薬剤を近くのホームセンターに行って購入し、祈る思いで使用して様子をみましたが、ミニトマトの成長点の先の方の葉まで黄色くなっていったのを見て泣く泣く9月の上旬に栽培を諦めました。
他のプランターで植えていたナスも2本くらいしか収穫できず、こちらの連作障害の影響だったのかもしれません。
成長した苗を全て抜き、土をすべて太陽熱消毒をしようと思い、黒のごみ袋に入れて保管。
プランターはすべてきれいに洗い、アルコールスプレーをして、数か月天日干しをしました。
連作障害とは
連作障害とは、トマトやミニトマトで言えば、同じナス科のナス、ピーマン、ジャガイモなどを植え付けた畑や土を使って、再びトマトやミニトマトなどのナス科の野菜を、続けて栽培したときに極端に生育が悪くなったり、枯れたりする生育障害のことを言います。
連作障害が起きる原因
1.特定の野菜を続けて育てたことによって、土の中の特定の栄養分が極端に減ってしまった、あるいは栄養分のバランスが不均衡になっている。
2.直前に育てていた野菜に寄生していた病害虫が土の中に残り、次に植えられた同じ種類の野菜に悪影響を与える。
3.前に作った野菜の根から分泌された特殊な成分が土に残り、次に植える野菜に悪い影響を与える。
連作障害の対策
連作障害は、トマトやミニトマトなど、ナス科の植物に対して同じ土を続けて使うことが直接の原因となって起こりますので、プランターやコンテナを使ってトマトやミニトマトを育てる場合は、市販の野菜用培養土やトマト専用の培養土などの、新しい土を使えば連作障害の心配はありません。
萎凋病(いちょうびょう)とは
カビによる土壌病害で、葉が黄色くなって枯れてしまう「萎凋病(いちょうびょう)」。
症状と被害
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